2008/05/26

成人職別

私は喫煙者で、今年の7月からは知ってのとおり、全国でタバコの自動販売機に成人識別装置が義務づけられるので、顔写真入りICカード「タスポ(taspo)」を手にするかどうか、数ヶ月前から考えていた。

顔写真が入るとか、身分証明書のコピーを送付するとかに疑問を感じでいて、正直乗り気でなかったから、首都圏での導入までに1ヶ月あまりのこの時期でも手にしていない。

そんな折、下記のような記事が掲載されて、タスポ(taspo)を所持しないようにしようかという結論に至った。
「タスポがないと買えない」という宣伝のウソ - http://www.nikkeibp.co.jp/sj/2/column/ea/24/index.html

駅の売店なり、コンビニなり、タバコ販売店で人を介した形で購入することは可能なんだから、多少不自由であっても、どう扱われるのか、ハッキリとわからないのに情報を提出しない方を選択しようと思う。

個人情報保護方針なんて謳ってはいるが、漏れない保障などどこにもないだろう。
漏れて嫌なものを安易に預けるのは、賢明な行為とは思えないネ

管理している側が手にした情報を、将来的にどのように使うのかなんて、誰にもわからないだろうし、上記のサイトにも書かれていたが、
「技術的には誰がどこでいつ、どれだけタバコを買ったのか情報を集めることも可能だ」
と言うのを、利用されない保障などどこにもない。

全ての情報を管理している側だけでなく、自動販売機をネットワーク化して、無線通信方式って言うのは、実現するには妥当な選択ではあると思うが、設置している端末側から漏れないという保障はどこにもない。

未成年者の喫煙防止と言うのには賛同するが、何故か意味不明な顔写真の提出が求められたり、氏名、会員番号、顔写真と、譲渡・貸与を禁止する文句が書かれているようだが、そう言うのも個人的には気に入らない。

譲渡・貸与を禁止と言っても、そんなものが守られるとは思えないが、電子マネー機能を付けることで譲渡・貸与を防ぐ狙いなのかも知れない。
そのおかげで、偽造とか不正利用という新たな犯罪の意図が生まれるように思う。

時間やコストはかかっても、素直に運転免許証やパスポート、健康保険証などの個人を証明する身分証明書として扱われているものを利用するようにするべきだったんじゃないだろうか?

成功しようが失敗しようが、タバコの販売機の次は、酒類の自動販売機が同様のターゲットになりそうに感じるが、少なくとも得するのは我々ではなく、よくわからない団体の職員の懐かなと思うと、少々ウンザリしてしまう。

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