現在の最新版はVersion番号を通しで数えると、17と言うことになるので、非常に長い付き合いだとは思う。
ソフトウェアの品質もサポートも非常に高く、不満に感じたこともないので、ずっと付き合って行きたいと思っていただけに、実に残念に感じている。
でも、日本語ワープロソフトやかな漢字変換プログラムでは、事業として厳しいのかも知れない。
「Mac OS Xにおける日本語環境の成熟などから、パッケージソフト事業を終了する時期であると判断するに至りました。」
と言う発表がされたが、ユーザも以前と違ってきているのだろう。
OSに標準で備わっているものや、マシンの購入時にバンドルされているようなもので満足し、それ以上のものを求めなかったり、そもそもそれ以上の存在を知らないと言うのが増えているようにも感じる。
売れなくなってから撤退を決めるよりも、先を見て事業展開を考えるのはごく当たり前のことだ。
たとえどんなに良いものを作っても、それが求められないのならば消えてゆくしかないのかなと思うと、少々寂しい気がします。
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