2011/02/06

Vimが好きな点

先週、友人とテキストエディタVimの話しが出て、自分がVimのどこがそんなに気に入っているのか、考えてみた。
と言うのも、Vimを使ってもう何年にもなるし、新しいもの好きな割に他に乗り換えたりしていないのが自分でも珍しいと思っているのと、好きな人は結構いるけどどちらかと言うと少数派と言うこともあるから(^_^;)

1. カーソルの移動が楽
まず何より気に入っているのは、カーソルを移動するのが非常に楽な点で、単語単位でも行頭、行末、特定の文字などに簡単に移動出来るだけでなく、行単位でも画面の一番上とか一番下とか、中央とか、非常に豊富で、それがキーボードのホームポジションから殆ど動かさずに出来る点が最高です。
2. 検索と置換がスマート
次に検索したり、置換したりと言う操作も、完全正規表現対応で、or条件でも検索指定が出来ます。
また一般的なテキストエディタでは、キーワードや置換文字列を指定するためのダイアログが出て、それが邪魔だったりする。
特に検索の時に、ダイアログでテキストを隠さないように自分で移動させるとか言うのはナンセンスだし、ダイアログで隠さないようにダイアログが気を利かせて場所を変えるのもあるが、視線が定まらないので非常に鬱陶しい。
その癖、正規表現検索が弱かったり、orで複数の検索キーワードが使えないものもある。
特に置換の範囲指定がきめ細かく出来る点もVim(viでも出来る)の気に入っている点かな。
sedとか知っている人なら、エディタでこれが出来ることの大きさが解りますよネ
3. Window分割とかが自由自在
画面の大きさには限りがありますので、文章やコードが長くなると、一画面では収まらないし、見ながらじゃないと都合が悪いこともあるので、この機能は欲しい。
4. マルチプラットフォーム
元々viをベースにしているので、UNIX / Linuxは勿論、WindowsでもMacでも公開されている。しかも無料で利用出来る♫
職場ではWindowsがメインだけど、家ではMacしかないので、Windows専用とかMac専用とかだとちょっと嫌だ。
5. 優れたエバンジェリストがいる、素晴らしいコミュニティがある
名無しのvim使いさんや香り屋さん、vim-users.jpの存在は、私にとって非常にありがたいです。

こういったこと以外にもテキストを編集する上での機能が非常に豊富で、行単位やブロック単位での編集でも非常にやりやすいように出来ている。
これらのことはEmacsでも出来るんだけど、私がEmacsに馴染めないのは、標準のキーアサインが手に馴染まないのと、憶えにくいのと、Vimはviの後継なのでVimを使えればほぼviも使えるし、どんなUNIXでもviが入っていない環境はないから憶えておいて損はないけど、Emacsは必ずしも入っていないので、わざわざ憶えて使い方を身に付ける動機が弱いから(^_^;)

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