2008/12/16

需要と供給のバランス

不況のあおりから来る人員削減の問題が連日取り上げられているが、何故放棄されてしまっている農地に手を入れないのだろうか?
過疎や高齢化によって、耕作を諦めざるを得ない状態の農地に手を入れ、食料自給率の回復を図らないのか、その理由がサッパリ分からない。

種苗の他にも耕作機械であったり、肥料や場合によっては農薬など、ある程度の資本が必要になるかも知れないが、企業から放出されてしまった人的リソースでカバー出来る部分もあるだろう。
身体の自由が利かない高齢者であっても、それまでのKnow-Howはあるだろうから、アドバイザーとしての役割を担うことで、社会的な価値を取り戻すことが出来るだろう。

事業としての収益がどうであるのかなどの課題は勿論あるだろうし、収穫を迎えるまでの間、いかにして生きる糧を得るのかと言う課題の解決にはすぐに繋がることもないのだが、5年10年先を見越しての産業と言うのを考えて行く必要があるのかも知れない。
家電や車などの製造業も、生活必需品と言えないものを求められる以上に製造しても、資源を消費するだけのように思う。

米GMの救済案が却下されたのは正しい判断であったように思うが、それに伴う社会保障にかかる費用もバカにならないので、存続させても潰してもどちらにしても社会的な影響は大きいですネ
こんな風になる前に、何故手を打てなかったんでしょうか?



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