2011/03/14

平和な日常の尊さ

先週金曜(2011-03-11)の午後、東北関東で今までに無い規模の地震に見舞われた。
亡くなった人や大切な人を失った人、帰るべき家を失った人を思うと胸が痛いし、言葉も見つからない。

自分が日頃何気なく当たり前のように依存しているものと言うのが、多くの人やものに支えられて成り立っていると言うことを実感した。

各メディアでも被害の惨状を伝えているし、首都圏でも交通機関に影響が出て、家族や親しい友人の安否を確認したり、何が起きているのかを把握しようとしたりで、携帯電話もパンク状態になった。
都心から徒歩で帰宅する人で幹線道路の歩道には長い列が出来、道路も激しく渋滞していた。
私は3時間半かかりはしたものの、徒歩で帰宅出来たのでまだ良い方なのだろう、普段はちょっと遅れたり混んでたりしただけで、不満に感じたりすることもあるのだから、なんとも身勝手なものです。

携帯電話も家族との電話は通じなかったものの、メールでどうにか無事は確認出来たので、その点でも恵まれている。
メールも遅延はしていたけど、TwitterやFacebookは、人混みではそもそもTime Outとかで全然ポストも出来ないし、情報も取得出来ない時がありましたが、何事も無かったかのように使えていて、TwitterやFacebookで歩いて帰るとポストしたら、温かい言葉をかけてもらえて嬉しかったし、心強かったです。

徒歩での帰宅途中、ひどい渋滞の中、緊急車両の通行の妨げになっているのを見て、電車が動かないからと自分の都合だけで、必要としている人の妨げになる行動を選択する人の存在に苛立ちをおぼえましたが、同時に主要幹線道路沿いで、ボランティアだと思いますが、休憩所を提供して飲み物とトイレを提供してくれている人たちも見かけて、世の中捨てたものでは無いと、誇らしくも感じました。

週末の休みにスーパーやコンビニでは色々と生活に必要な食料や日用品の在庫が薄くなってて、みんな不安なんだろうなと言うのを実感しました。
まず、土曜にはパンが消え、日曜の夕方には日もちのする米や餅が消え、レトルト食品やカップ麺も在庫が乏しくなってました。

自分の身の安全を最優先するのは当然のことだし、それが間違いでは無いとも思いますが、困難な状況の中で、電車を動かしてくれた鉄道会社のスタッフには頭が下がる思いですし、電力会社のスタッフも頑張ってくれたと思います。
(記者会見は正直、ヒドイと思いましたが。。。)

電車での通勤が困難で、本日(2011-03-14)は自転車通勤しましたが、行き帰りの途中、ガソリンスタンドには長蛇の列が出来ていたし、路上では車同士が接触したのか言い争っているのも目撃しました。
日頃、あまり乗りもしないのに、慌てて給油してどうするつもりなんでしょう?
あまり乗らない人は道路事情にも明るくなさそうだし、緊急時などで混雑した道路の中で、臨機応変に機転が利くとも思えず、邪魔にしかならない来さえします。
23区内の自宅や職場の周囲には、震災時の避難場所と言うのがあると思うのですが、車で行くほどの距離があるところではないと思います。

自分の安全は勿論大事ですが、もう少し全体にとってどうするのがより良いのかに気が回るようでありたいものです。

1 件のコメント:

まっと さんのコメント...

自宅でのんびりと記事を読んでいるのも悪い気がします。
当然ネット環境が備わっている自宅でTVのニュースを見ながら大丈夫かなぁなどと口にするのもはばかれそうです。
今なお取り残された人々が苦労している惨状を見ているだけで悲しい気持ちになります。
心よりお見舞い申し上げます。

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