親指操作のトラックボールを2週間ちょいと使って、すでに違和感なく使えるようにはなった。
使い始めた最初は親指がつるかと思った事がなんどかあったけど、3日程設定を微調整する事で慣れた。
購入したのは、サンワサプライのMA-BTTB186BKで、特別な機能はなくシンプルなものだ。持ち歩きを考えると、もう少しコンパクトなものをと言うのも思ったけど、使い心地の方が重要なのでこれを選んだ。
むかしKensingtonの大型トラックポールを使ってた頃の使い心地とは随分と違うけど、それなりに使い勝手は良いと思う。
Macだとパッドで不自由ないどころか、マウスやトラックポールよりも便利なんだけど、Windowsのノートだと機種によるようだけど、どうにもならないほど使い心地が悪いものも存在している事をつい最近実感した。
OS標準のドライバーのみで使える事も大事だと思った。
別途ソフトウェアをインストールして使うタイプは、細かいカスタマイズが出来るのは強みだけど、OSやアプリに依存する事になるので、長期的にアップデートが提供される保証はないので出来れば避けたい。
KensingtonもかつてはTrackballWorksで使っていたけど、トラックボール本体が壊れるより前に、ソフトウェア側がアップデートしてトラックボールをサポートしなくなったりという苦い思いをしている。10年以上壊れないんだから、ハードウェアとして優秀と言う見方も出来るけど。。。(微笑)
昔はともかく、近年ではWindowsでもマルチタッチジェスチャが使えるようになって、パッドの利点もあるんだけど、ストレス無く使えるかと言うと、ハードウェアとドライバー次第と言う当たり前の現実を突きつけられる。
LenovoのThinkpadだと、マウスは不要だと思うほど出来が良くて、長年MacBook Proで慣れ親しんでいる感覚とOSそのものの違いを除いては、何不自由なく使える。
DELLやHPでも似たようなものかと思っていたけど、つい最近HP 250 G7 Refreshはマルチタッチジェスチャには対応しているものの、クリックボタンが硬すぎる事と、タップでの操作でと思っても、設定が痒いところに手が届かない。
使い込んでいけば、そのうち柔らかく馴染んで来るかとは思うものの、それまで我慢して使い続けるのは拷問のように感じた。
2日使って解決手段としてトラックボールを発注してしまったのだった。
パッドが使えないなら、トラックボールの方が使い心地は良い事を再認識した。
マルチディスプレイ環境とかだと、マウスポインターの動きを速くすると、細かい操作では震えるし、かといって速度を緩めると画面の端から端までが遠くて、マウスだと地味に疲れる。
その点、トラックボールだと結構設定が出しやすい気がする。